カヤンゲルツアーを初めて2年経ちます。今ではガイドブックにも大きく掲載され、パラオの新しいツアーとして人気のツアーとなっています。最初にこのツアーを始めたBMでも現在毎日のようにカヤンゲルツアーが催行されてます。今はBMスタッフのマミが担当してこのツアーを盛り上げています。
この写真は僕が撮った写真ですが、パンフレットなどで使われています。
走っている人が優さんですか?って聞かれますが走っているのは僕じゃないですよ(笑)
カヤンゲルは数年前まで知る人ぞ知るという秘境の地でした。昔からパラオに来られているゲストや、パラオに住んでいる日本人もなかなか訪れるチャンスがない島です。その秘境の地カヤンゲル島を最初にツアーにしようと考えたのがBMです。
昔からカヤンゲル周辺のダイビングポイントはいくつかありました。実際僕もカヤンゲルのツアーを始める前に何度かダイビングでカヤンゲルに行っています。それでもカヤンゲルまでは船で2時間以上かかるし、海が荒れると行けなくなるという場所なので、頻繁には行けていませんでした。
カヤンゲルをツアーにしようと決まってからは大変でした。
コロールからの船での移動が長すぎるため、半分は陸路で移動し、半分は船でというプランが上がり、陸路で行ける最北端にBMの事務所と桟橋と船をおき、拠点を作りました。
そこからポイント調査開始です。
まずはカヤンゲルの手前のガラロン州(拠点がある州)のシュノーケルポイントの調査から始めました。
ガラロン州はバベルダオブ島(空港の島)の一番北にある州です。
このバベルダオブ島の西側はずーーとマングローブです。マングローブがあるからパラオの海は豊かなわけで、自然界にはなくてはならない植物なのですが、シュノーケリングをするには透明度が悪すぎます。
その中でもまだましな透明度だったりサンゴだったりする場所を見つけ出すわけです。
しらみつぶし作戦です。そしていくつかポイントを作っていきます。
今ではこの周辺でマンタのクリーニングステーションも発見しています。
そしてカヤンゲル周辺のポイント調査です。
何日かかけてカヤンゲル環礁を1周調査しました。パラオ人のレモンちゃんがオペレーターだったので安全に調査が進んだのは言うまでもありません。
そしてサンゴがきれいでシュノーケリングにはここが良い!というポイントを見つけました。
はっきり言って魚の数はコロールエリアの方が多いのですが、人が全く入っていない海、サンゴの綺麗さ、そして透明度。これはコロールの超有名ポイントに勝ります。
イルカも確率高いですよ!たまに水中イルカもスノーケルで見れちゃうことも。
写真は調査中に見つけた流木に乗るフレイブちゃん。
ダイビングのツアーで行けるようにするにはもっともっと調査が必要ですが、まだまだパラオの魅力満載の島であることは間違いありません。これからが楽しみですね。
そんなわけで大盛況のカヤンゲル。まだ行ってない方は是非ダイビングの最終日潜れない日などにツアーにご参加ください。
ではでは。